2014年10月24日

 原油価格下落の背景にある産油国の思惑。シェールガス開発を牽制

原油価格下落の背景にある産油国の思惑。シェールガス開発を牽制
  原油安に乗じて中国のスーパータンカー80隻がフル稼働している


原油安で悲鳴を上げたのはロシアとベネズエラである。ほかの産油国も歳入が減るので憂鬱だが、中東で紛争が深刻化しているとき、普通なら原油代金は高騰するはずなのに、なぜサウジアラビアは原油価格を下げたか?

 第一に米国のシェールガスへの牽制、あるいは開発妨害である。シェールガスより原油が安くなれば、当面、ガス開発が遅れるからだ。

 第二にはサウジアラビアのシェア回復であり、ちなみにドバイ標準は一バーレル82ドル25セント(10月23日)。

 さて、この原油安をチャンスとばかり20万バーレルを積載できるスーパータンカーを80隻もフル稼働させて備蓄を急いでいる国がある。中国だ。

 中国の輸入石油は19%がサウジアラビアからで、以下、ベネズエラ、アンゴラ、スーダンなど遠い産油国から運ばれ、現在推計で一日1600万バーレルを輸入していると推定されている。


posted by 明智光秀 at 11:36| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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