2015年03月27日

大学に行くことがいい収入を得る最善の道であるという幻想からぬけられない。

大学に行くことがいい収入を得る最善の道であるという幻想から
ぬけられない。その歪みが今起きている問題なのだと思います。



◆奨学金理事長「大学にさえ行けばいいなんて、イリュージョン」 3月26日 中川雅之


大学は多すぎる?

そもそも大学が多すぎるという批判は強くあります。大学設置の許認可も問題になりますが、ご意見はありますか。

遠藤:それは私の立場でお答えすることではありません。文科省ですよね。

分かりました。ではより直接的にお尋ねしてしまいますが、家計を圧迫するほどの支出をするほど、高等教育は本当にみんなに必要でしょうか。

遠藤:そのご質問には、本音では本当に答えにくいのです。ただ、こういうお答えではどうでしょう。

 多くの方が大きなイリュージョン(幻想)の中で生きているのだと思います。いい会社に入れば、子供は幸せである。そのためにはいい大学に入らないと。だから、みんながみんな大学に入ろうとする。もしくは親が入れようとする。

 親は誰でも子供の幸せを願います。しっかりした社会人に育っていって欲しい。だから教育する。それは当たり前です。でも、大学に行くことが本人のいい暮らし、幸せな生活に結びつくかといえば、現実は必ずしもそうではない。そうではないけれども、幻想の中から出て行くことができない。

 例えば手に職を持つとかITスキルを磨くであるとか、今だって現実に、高等教育を受けなくても収入を得ている人はたくさんいます。発想の豊かさなどで生きていくことだって、本当はできるんです。でもそうした現実ではなく、大学に行くことがいい収入を得る最善の道であるという幻想からぬけられない。その歪みが今起きている問題なのだと思います。

大学の教育機能、能力開発機能にも大きな問題があります。

遠藤:そうですね。我々も、奨学金の貸与を受けて高等教育を受けた以上は、そこに伴う学生としての義務というものもこれからは強調していかなければいけないと思っています。返還義務を果たすだけではなくて、きちんと奨学金の貸与を受けて成長するという責務です。

「4年間何をしていたのか」

 自分自身をレベルアップする。「大学を卒業したけれども職が無い」という人は増えていると思いますが、それは「社会が悪い」となりがちです。景気変動で揺れが大きい新卒一括採用に対する批判もあります。

 その面が無いとは言いませんが、じゃああなたはその4年間、あるいは大学院までの6年間で何をしていたのかと。自分で一生懸命レベルアップしたのかと。学校側もそれで学費を得ているのだから、奨学金を受けている生徒に十分なサポートをして欲しい。そうしたことをもっと求めていかなくてはいけません。

 大学の先生方に私はよく申し上げるのですが、進学率が55%ということは、残りの45%は社会人として働いているわけです。ざっくりとですけどね。奨学金の原資は税金です。国民の負担です。同じ世代の45%の仲間たちが汗水垂らして働いて収めた税金の上に、学生があぐらをかいていいのかと。そういうことをやはり奨学生は忘れてはならないと思います。

奨学金返還の延滞率を大学別に公表するという方針を出されています。

遠藤:2016年度からと話していますが、まだ現実問題としてそれがどういう意味を持つかというのを、各学校は経営として認識していないと思います。

衝撃的だと思いますが。

遠藤:していないと思うんですよ。というのは、これは大変なことだと認識していたら、もっともっと我々に協力して、延滞率低下のために学校として行動しなければいけないですよね。延滞率が高いということは、就職率が悪いということにつながってしまう。それは「この学校を出ても稼げない」という話になり、経営に関わる問題のはずです。でも動きは鈍い。

東大より医学部より延滞が少ない学校

遠藤:少し話が変わりますが、今我々のところで一番延滞率が低いところはどこだと思いますか。

どこでしょう。東京大学ですか、それとも医科系?

遠藤:いえ、高等専門学校です。高等専門学校の子供たちは5年間必死に勉強して、手に職をつけて、社会に巣立って引っ張りだこになります。ですから延滞しない。もちろんその中で会社が不幸にして業績不振になって失業するとか、そういうのはありえます。でもそうしたケースはセーフティーネットがありますからね。


posted by 明智光秀 at 21:25| Comment(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月25日

卒業式に国旗も国歌斉唱もない国立大学ってwww

posted by 明智光秀 at 18:49| Comment(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教育もどき教育を問い質す!

今回は日本に蔓延る、「教育もどき」な教育について、鋭く切り込みます。(このテーマ-はねずさんのブログにてかつてとりあげられたことがあります。)
日本の現状、海外での傾向などいろいろな点から考えてみます。
正しい教育とは、果たしてどのようなものなのでしょうか。少なくとも今の日本において-主流である「良い大学」→「良い企業」というのは決して良くないようです…。

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